独自ドメインでメールを運用している場合、Xserverを使用してメールを設定し、Gmailに転送することで便利に利用できます。また、Google Apps Script(GAS)を活用して、GmailのメールをChatworkに自動通知するシステムを構築する方法をご紹介します。
目次
Xserverで独自ドメインメールをGmailに転送する設定
- Xserverにログインする
- サーバーパネルにアクセスし、対象の独自ドメインを選択。
- メール転送設定を行う
- 「メール設定」→「メールアカウント設定」→「転送設定」を選択。
- Gmailのメールアドレスを入力し、転送先として設定。
- 転送設定を保存すると、独自ドメイン宛てのメールが自動でGmailに転送されます。
Gmailから未読メールをChatworkに通知する方法
基本構造
Gmailの未読メールをGoogle Apps Script(GAS)で取得し、Chatworkに自動通知します。これにより、重要なメールを見逃すリスクを大幅に軽減できます。
手順
- Chatwork APIトークンの取得
- ChatworkのAPI設定画面のアクセス。
- APIトークンを発行し、安全に保存してください。
- GASスクリプトの作成
- Googleドライブから「新規」→「その他」→「Google Apps Script」を選択。
- コードを記述(下記記事を参考)。
- トリガー設定
- GASエディタで「時計」アイコンをクリックし、トリガーを追加。
- イベントのソースを「時間ベース」にし、間隔を適切に選択(例:15分おき)。
NOTEFIELD
【コード付き】GASでGmail の未読メールを自動でChatworkに通知する方法 | NOTEFIELD
Gmail の中から特定条件に合う未読メールをピックアップし、Chatwork へ自動通知する仕組みを Google Apps Script(GAS) で組んでみました。 たとえば、以下のようなケース...
メリットと注意点
メリット
- Webメールにログイン不要
Gmailのインターフェースで独自ドメインメールを管理可能。 - 自動通知で漏れ防止
未読メールがChatworkに通知され、重要なメールを見逃しません。 - 業務効率化
GmailとChatworkの連携で業務効率を向上させます。 - 転送速度
Gmailにxserverのメールを入れるより、早く転送されます。
注意点
- API利用制限
Chatwork APIには利用回数制限があるため、短時間で大量に実行しないようにしましょう。 - セキュリティ管理
APIトークンは安全に保管し、第三者に共有しないでください。
これらの手順を実践することで、XserverとGmail、Chatworkの連携を効率的に活用できるようになります。コード部分の詳細については別記事を参照しながら、ぜひ導入してみてください。