見積もりを考えるときに使える簡単な公式と私の考え

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プロジェクトやタスクを進める際、「どのくらい時間やコストがかかるか?」を見積もるのは大事なステップです。正直なところ、私は見積もりをするたびに「これで合っているのかな?」と不安に思うことが多いです。そんなときに役立つ公式を知ったので、実際に試してみた感想を含めてご紹介します。

見積もりを考える公式:「(悲観値+4×最頻値+楽観値)÷6」

この公式、見た目は少し複雑そうに見えますが、仕組みを知ると意外とシンプルです。以下のように3つの値を使って計算します:

  • 悲観値:最悪のケースを考えたときの値(例:時間が最もかかる場合)。
  • 最頻値:一番現実的な値(例:普通ならこのくらいだろうという時間)。
  • 楽観値:最良のケースを想定した値(例:すべてが順調に進んだ場合)。

これを公式に当てはめると、次のようになります:

見積もりの目安 = (悲観値 + 4 × 最頻値 + 楽観値)÷ 6
            

この公式は、最頻値を重視しつつ、楽観的・悲観的な要素をバランスよく取り入れるのが特徴です。

実際に計算してみた例

たとえば、あるタスクにかかる時間を見積もるとします。

  • 悲観値:10時間(トラブルが起きて遅れる場合)
  • 最頻値:6時間(普通に進んだ場合)
  • 楽観値:4時間(スムーズに進んだ場合)

公式に当てはめると:

(10 + (4 × 6) + 4) ÷ 6 = (10 + 24 + 4) ÷ 6 = 38 ÷ 6 ≒ 6.3
            

結果、約6.3時間が目安として算出されます。この数値を見ると、「楽観的すぎず、悲観的すぎないちょうどいい線」といった印象を受けました。

私がこの公式を試してみて思ったこと

この公式を使ってみて感じたのは、「過去の経験に頼るよりも、計算に基づいて考えることで安心感が増す」ということです。最頻値を重視しているので、普段の感覚と大きくズレることもありません。一方で、悲観値と楽観値を加えることで「もしもの場合」の備えもできるのが良いポイントだと思います。

ただし、計算の元となる3つの値を設定するのは少し難しい部分もありました。「最頻値って本当にこれで合ってるのかな?」とか、「悲観値をどの程度厳しく設定すべきか?」と悩む場面もありました。これは慣れの問題かもしれませんが、経験を積むごとに精度が上がる気がします。

まとめ

見積もりの公式「(悲観値+4×最頻値+楽観値)÷6」は、バランスの取れた計算方法として非常に便利です。私自身、見積もりに対する不安を軽減できるきっかけになりました。

もちろん、公式がすべてではありません。実際の計画を立てるときには、この公式で出た目安を参考にしながら、柔軟に調整することが大切だと感じます。この記事が、見積もりに悩んでいる方の参考になれば嬉しいです!

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